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国鉄タキ7100形貨車 (初代) : ウィキペディア日本語版
国鉄タキ7100形貨車 (初代)

国鉄タキ7100形貨車(こくてつタキ7100がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。
本形式より改造され別形式となったタラ700形についても本項目で解説する。
== タキ7100形 ==
1958年(昭和33年)10月3日に大鉄車両にてタキ300形より2両(タキ1303、タキ1304)の専用種別変更(濃硫酸カセイソーダ液)が行われ形式は新形式であるタキ7100形とされた。タキ7100形は初代、2代、3代と3回使用された形式名であるが本項目では初代について解説する。
種車は1951年(昭和26年)10月1日に汽車製造にて製作され、改造時点で車齢7年であった。
本形式の他にカセイソーダ液を専用種別とする形式にはタキ2600形(522両)、タキ2800形(332両)等実に29形式が存在した。
積載荷重は5t 減トンされ25t 積となった。
所有者は種車時代より錦商事1社のみでありその常備駅は常磐線勿来駅であった。
車体色は、寸法関係は全長は9,800mm、全幅は2,070mm、全高は3,554mm、軸距は5,700mm、実容積は17.0、自重は15.2t、台車はベッテンドルフ式のTR41Cである。
本形式落成より約3年後の1961年(昭和36年)7月3日に2両とも再度専用種別変更(カセイソーダ液→晒(サラシ)液)が行われ、形式は新形式であるタラ700形とされ同時に本形式は形式消滅となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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